2016年11月5日土曜日

蕎麦のコシを強くする方法

蕎麦のコシを強くする方法


高山製粉より
http://www.takayamaseihun.co.jp/new-contents/fan_contents_06.html
蕎麦のコシを強くする方法


1. 加水率を少なめにする

 多加水(ずる玉)は、どうしてもコシが弱くなってしまいます。
  加水を少なめにすると、捏ねるのは大変になりますが、
  角の立ったコリコリしたコシのある蕎麦になります。

2. つなぎ粉に、強力粉を使う

手打ち蕎麦の割粉には通常、中力粉を使いますが、強力粉を使うとコシが強化されます。
  また、手打 ち蕎麦を、熱い汁に入れると、
  すぐに柔らかくなりコシが無くなってしまいます
  が、こうした場合も強力粉を使用すると、ある程度コシが維持されます。

3. よく冷やす

茹で上がった蕎麦を、冷水や氷水で締めるとコシが出てきます。
  ただし、蕎麦の温度を下げれば下げるほど、
  風味が閉じ込められてしまい、おいしさを感じなくなってしまいますので、
  冷やし過ぎに注意しましょう。


4. 御膳粉(更級粉)を混ぜる

  ソバの中心部を挽いた御膳粉を通常のそば粉に3~5%混ぜて打つと、
   硬めの蕎麦になり
  ます。余分に加水してしまった時などに、御膳粉と打粉を混ぜると硬さが回復します

5. 塩を混ぜる

塩は、タンパク質を溶かす働きがあり、
  溶けたタンパク質は加熱により固まるので、コシや粘り、歯ごた えが出てきます。

◆歯ぬかりの防止

歯ぬかりとは、蕎麦を噛んだ時に、歯にくっつくようにまとわりつくことを言います。
シャキッとせず食感が悪くなります。

1. 適正な加水率でそば打ち
  蕎麦が柔らかすぎると、歯抜かりしやすくなります。
  適正な加水率で打ってください。
2. しっかり捏ねる
  捏ね不足は、生地がざらつき、密度にムラがあるため、歯抜かりしてしまいます。
  生地のキメが細かくなり艶が出てくるまで捏ねてください。